Q&A

企業の皆様

Q1

iPS細胞を使用した社内研究を行います。特許ライセンスを受ける必要はありますか。

A1

原則として、当社の特許ライセンスが必要です。ライセンスの種類等については、ライセンスプログラム社内研究用ライセンス及びQ&A「企業の皆様」Q2Q&A「企業の皆様」Q3をご確認のうえ、詳細な条件については、お問い合わせください。その際に、下記の情報を頂けますと、よりスムーズに回答することが可能です。

  1. 企業名・企業規模(従業員数、設立日、年間売上高等)
  2. 研究予定国・地域
  3. 研究目的の概要
  4. iPS細胞の自己作製(iPS細胞作製キットの使用を含む)の有無
  5. 細胞入手先機関名、入手予定株名、入手予定日
  6. スクリーニング使用予定の有無(スクリーニングの定義はQ&A「企業の皆様」Q4をご参照ください)
  7. 第三者との共同研究/委託の有無

Q2

非営利機関からiPS細胞・iPS細胞由来分化細胞を入手し、社内研究を行います。ライセンス取得の手続きを教えてください。

A2

企業による当該細胞の入手には、当社の特許ライセンスが必要ですので、ライセンスプログラム社内研究用ライセンスをご確認のうえ、お問い合わせください。その際に、下記の情報を頂けますと、よりスムーズに回答することが可能です。

  1. 企業名・企業規模(従業員数、設立日、年間売上高等)
  2. 研究予定国・地域
  3. 研究目的の概要
  4. iPS細胞の自己作製(iPS細胞作製キットの使用を含む)の有無
  5. 細胞入手先機関名、入手予定株名、入手予定日
  6. スクリーニング使用予定の有無(スクリーニングの定義はQ&A「企業の皆様」Q4をご参照ください)
  7. 第三者との共同研究/委託の有無
Q3

第三者とiPS細胞を使用した共同研究を行います。特許ライセンスを受ける必要はありますか。

A3

(1)企業と非営利機関の共同研究について

原則として、企業は当社の特許ライセンスが必要です。

(2)企業と企業の共同研究について

原則として、双方の企業は当社の特許ライセンスが必要です。

但し、(1)(2)ともに、共同研究の関わり方によっては、特許ライセンスが不要な場合もありますので、お問い合わせください。その際に、下記の情報を頂けますと、よりスムーズに回答することが可能です。

  1. 共同研究相手先
  2. 共同研究の目的(概要)
  3. 共同研究における役割分担等
  4. 共同研究における研究成果物の取り扱い(帰属先等)
Q4

ライセンスプログラムに記載されている「スクリーニング」とはどのような行為を意味しますか。

A4

当社ライセンスプログラム上の「スクリーニング」とは、ヒト又は動物の主として疾病の治療、予防若しくは診断又は健康の維持若しくは増進に使用されることを目的とする製品の有効成分候補物質の探索を目的として、各種化合物(リード化合物を含む)、抗体、タンパク質、ペプチド、核酸等を選別する行為であり、生理活性、薬効、毒性、吸収・分布・代謝・排泄等を指標として実施されるものを意味しています。ご不明な点や詳細はお問い合わせください。

Q5

ライセンス契約の種類を、契約期間の途中で変更することは可能ですか。

A5

可能です。例えば、研究初期段階でスクリーニングに向けたアッセイ系を構築し、その後、スクリーニングに移行する予定であれば、契約①または契約②をまず締結し、スクリーニング移行時に契約③または契約④に切り替えていただくことが可能です。特許の実施内容や状況に応じ、契約手続きの対応をいたしますので、具体的なスケジュールや希望される契約の変更内容が決まりましたら、当社ライセンス部までご連絡ください。

Q6

iPS細胞、iPS細胞作製キット、またはiPS細胞由来分化細胞の販売、ならびにそれらを使用したサービスの提供を検討しています。特許ライセンスの経済条件などを教えてください。

A6

特許ライセンスの経済条件を含む各条件は、特許ライセンスの範囲(許諾特許、許諾製品やサービス、許諾地域等)により異なりますので、製造・販売・サービス提供ライセンスをご確認のうえ、お問い合わせください。その際に、下記の情報を頂けますと、よりスムーズに回答することが可能です。

  1. 企業名・企業規模(従業員数、設立日、資金調達総額)
  2. 製品/サービスの内容
    1. iPS細胞の製造・販売予定の有無
    2. iPS細胞作製キットの製造・販売予定の有無
    3. iPS細胞由来分化細胞の製造・販売予定の有無(有る場合、分化細胞の具体的な種類)
    4. サービス提供予定の有無(有る場合、その内容)
  3. 実施予定国・地域
Q7

iPS細胞由来分化細胞を含有する再生医療等製品の研究開発、事業化を検討しています。特許ライセンスを受ける必要はありますか?必要な場合、経済条件などを教えてください。

A7

再生医療等製品の事業化を実施する企業(再生医療等製品の製造販売承認を取得する企業)は、当社の特許ライセンスが必要です。特許ライセンスの経済条件を含む各条件は、医療用途ライセンスをご確認のうえ、詳細についてはお問い合わせください。その際に、下記の情報を頂けますと、よりスムーズに回答することが可能です。

  1. 企業名・企業規模(従業員数、設立日、資金調達金額)
  2. 開発を予定する再生医療等製品の内容
    1. 当該再生医療等製品が含有するiPS細胞由来分化細胞種
    2. 開発プラン(概要)
  3. 実施予定国・地域
Q8

iPS細胞の提供を行っている非営利機関には、どのような機関があるのですか?

A8

例として、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)、理化学研究所 バイオリソース研究センター 細胞材料開発室(RIKEN CELL BANK)、医薬基盤・健康・栄養研究所 JCRB細胞バンク等があります。その他の非営利機関又はライセンスの要否に関しては当社にお問い合わせください。

Q9

様々なライセンスの標準対価を公開しているのはなぜですか。

A9

当社はiPS細胞とその周辺分野に特化した技術移転機関(承認TLO)として、iPS細胞等に関する研究成果が迅速に、着実に人類のために社会に還元されることで、人類の健康と福祉に貢献することをミッションとしています。そのため、ライセンスの標準対価を公開するなどの透明性を高めたライセンスプログラムを用意し、円滑で公平なライセンスアウトを進めることを通じて、出来るだけ多くの企業がiPS細胞関連特許発明を利用しやすい環境を築くことが重要であると考えています。

Q10

iPSアカデミアジャパンの特許ポートフォリオの特徴を教えてください。

A10

iPS細胞樹立に関する特許発明だけでなく、分化誘導法、精製方法、創薬や再生医療に関連する特許も扱っております。また、広域型承認TLO(技術移転機関)として京都大学を含む多くの国内外機関から特許発明を導入しており、特許導入元は増加を続けています。特許出願の導入元については、特許ポートフォリオをご確認ください。また、導入している特許出願の詳細については、特許ポートフォリオの技術分類検索やキーワード検索機能をご活用ください。

なお、当社特許ポートフォリオの中から定期的に注目特許を紹介しておりますので、注目特許紹介をご覧ください。

Q11

特許ポートフォリオに含まれる特許発明に関する技術指導を受けたいので、発明者を紹介してください。

A11

紹介が可能な場合がございますので、ご要望の具体的な内容を当社ライセンス部までご連絡ください。

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