社長挨拶

皆様の平素からの多大なご支援に感謝申し上げます。
本年(2019)年は、東京2020オリンピック開催まで残り一年と迫り、各競技のオリンピック日本代表の選抜選手がいよいよ発表されます。再生医療分野におけるiPS細胞技術につきましても、網膜色素上皮細胞やドパミン神経前駆細胞に続き、本年中には心筋細胞、脊損治療用神経前駆細胞、視細胞、血小板前駆細胞、角膜上皮前駆細胞など数多くのiPS細胞由来分化細胞を用いたヒト臨床試験が本年中に計画されていることが発表されています。それは、まるで各iPS細胞由来分化細胞の選抜選手が各競技に臨もうとしているかのように思われます。まさに、本年は日本発のiPS細胞技術が真の再生医療プラットフォーム技術であることを実証する節目の年となりそうです。

弊社は、2008年の設立以来これまでに約200社の国内外企業にiPS 細胞関連特許の実施権を許諾させて頂いており、日本、米国、欧州諸国、中国などの国々で、非常に多くの企業の皆様が創薬や再生医療分野でiPS細胞技術を広く利用されています。また、昨年(2018年)より、弊社は、iPS細胞関連特許の実施料収入の一部を社会に還元する施策のひとつとして、既存の特許補助金制度に加え、iPS細胞分野における若手研究者の研究活動を支援すべくiPSアカデミアジャパン研究助成事業を新たに創設しました。初回の昨年度は5名の優秀な若手研究者に研究助成金を贈呈することが出来ました。

弊社の企業ミッション実現に向けて、今後もより多くの企業の皆様に引き続き合理的かつ適正な条件でiPS細胞関連特許の実施権を許諾させて頂くと同時に、京都大学をはじめアカデミアで新たに生まれた研究成果に関する特許実施権許諾を受け特許ポートフォリオの強化・充実に努めてまいります。同時に、iPS細胞に関する研究活動のすそ野がさらに拡大発展されますよう、アカデミアの若手研究者の研究活動支援や研究成果の知財化支援に継続して積極的に取り組んでまいります。
今後も変わらぬご理解とご支援を宜しくお願い致します。

2019年3月

iPSアカデミアジャパン株式会社

代表取締役社長 白橋光臣

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